グッド大砲(大)

適当に書き散らし、適当に読み飛ばす、意識低い系適当雑記サイト

たまには過去のはてブを見て感傷に浸ろうじゃないか

 こんにちは、はてなブックマークのサービスを利用しはじめて半月の大砲さんと言いまーす。慣れなくて右も左も分かりませんが、みなさまよろしくお願いいたしますっ、えへへ(35歳男性)

 

 ……いやまあ、はてブのサービス利用は半月なんだが、閲覧歴は長い。

 実のところ、はてブ開始(2005年)からチェックは続けている。

 たぶん、私と似た状況の人は多いだろう。この記事を眺めている人の中にも、はてブを閲覧のみで利用しているって人は多くいるだろう。けど、いやーこれね、半月前に気まぐれで初めて見たんだけど、けっこう面白いんよ。見てるだけの人がいたら、ぜひ試してみて。めっちゃ大喜利とかできるし。

 と、話が逸れたが、ふと昔のはてなってどんな感じだったかなと、

はてなブックマーク ランキング 2005」

 って検索を掛けてみた。

 すると出てきたのが、こんなNAVERまとめ。

 

matome.naver.jp

 

 眺めてると、これ、めっちゃ懐かしいッ!

 2005年あたりのブクマはガチのブクマで、「クックパッド」「wikipedia」とかのトップページが年間上位のブクマに入ってたりする。でも、その合間合間に「懐かしい!」ってなるページがちらほらある。

 そんな昔のことなんて知らないって人も、たとえば2005年の年間ランキング1位の「東大で学んだ卒論の書き方★論文の書き方」なんて、大学で卒論を書くのに悩んでいる人とか、すごく参考になるものだと思う。まさに温故知新ってヤツだ。

 

 というわけで、上記のランキングの特に古いところからいくつかピックアップしてみようと思う。

 私自身も懐かしいなーとか、参考になるなーとか言いながら、仕事を忘れるほどいろんなサイトを楽しんでしまった。なので、これを見ているお前らも貴重な時間を奪われて痛い目を見るがいいなどとは微塵も思わず、純粋な気持ちで懐かしのサイトを紹介するので皆様にもぜひ楽しんでいただきたいと思う。

 

2005年

森のくまさんの謎

 いろいろあるが、懐かしさがこみ上げたのはこれ。

 この「森のくまさんの謎」では、童謡「森のくまさん」における謎を学術的に探求するという試みが記載されたものである。この著者のすばらしい洞察力は感動もの。突き抜けたバカエッセイ。すばら。

 

2006年

www.asahi.com

 これを見たことがない人は読んでみてほしい。

  ネット上でさかなクンが「さかなクンさん」と敬意をこめて呼ばれるのも分かるはず。

 

 

やくざの仕方

 お商売をやっている人はこれが役立つこともあると思う。

 あと、昔のWebサイト(じ、ジオシティーズ…)っぽく、デザインなど何一つ考慮されていないのに文字だけで読ませる力がある。しかも私のような表現での小細工抜きで読ませる。

 これは、2013年の「これはウェブページです。」の考えにも通じるとこだと思う。

 「これは~」の方は最近ブログを始めた学生さんたちに見てほしいところ。

 

2007年

anond.hatelabo.jp

 ああ、これ、この文章、増田だったのか…! 懐かしいっ!

 これを参考に勉強が嫌いな人にアドバイスしたことがある。けっこう感心された。

 あ、ちなみに、「増田」は「アノニマスダイアリー(匿名の日記)」の真ん中あたりの「マスダ」から来ている、はてな匿名ダイアリーの通称。

 

2008年

anond.hatelabo.jp

 またも増田から。

 私も才能とか信じてないし、自分なら絶対にできると楽観的に信じるタイプで、べつにすごいものを見てもへこたれはしない。これを見てるとき、「おー、私のことを褒めてくれてありがとう」とか思っていた。でも、改めて読み直すと、「自分よりも上との差がどこにあって、なにをプラスすればいいのか考える」という点がおろそかになっていた気がする。この文章を久しぶりに見られて良かった。

 

2009年

d.hatena.ne.jp

 昔ちょっと教育業界と隣接している場所にいたので、それ関連の話にはアンテナを張っていた。

 で、出会ったのが2009年の、このはてなダイアリー

 今、改めてみると、この記事と羽海野チカさんの『3月のライオン』との関連も思わせて、すごい興味深い。

 でも、この記事が面白いのはそこについているブクマのコメント。けっこう論争になっていて、うなずくものも多かったり、納得できないものも多かったりといろいろ。今から議論に参加したいぐらい。

 しかも、5年以上経った今という視線で見ると、ブクマの顔ぶれも面白い。

 「あー、こんな人いたな」とか「ええッこの人このころからいたの!?」となる人もいる。(怖くて触れられないので誰とは言わないけど、あの人5年以上もいるんやな…これが一番驚愕やわ…)

 

 

 とまあ、2005年から2009年までの5年を軽くピックアップしてみましたが、いかがでしょうかね。

 私の思い入れのみでピックアップしてみたので、「なんでこの記事?」とか思われることもあるかと思います。そのときはブクマのコメントにでも書いてやってくださいな。

 あと、自分の業界に関連する記事を見たりとか、「あのWebサービス、この年にあったのか」とかも感動できます。

 

 この記事を書いてて思ったんですが、みんな、ブクマしよう。

 はてなには10年以上の歴史があるわけですが、新しく入ってきた人も物怖じせず、面白いなと思ったものにはガンガンブクマしていきましょう。

 そうやってつけたブクマはきっと、10年後に振り返って、「ああ、懐かしいな」とニヤニヤできる宝物になっていると思いますよ。私も眺めるだけじゃなく、ブクマをいっぱいしておくべきだったな。

 

 

 最後にみっともないお願いだけど、この記事を読んで面白いなって思ってもらえたら、ぜひブクマしてやってください。

 過去のはてブを見たこの懐かしさをより多くの人と共有したい。

 ……まあ、一日のアクセスがブログ全体で数十件ていどのブログなんでたかがしれているだろうけど、昔ながらのはてなーともこれから活躍するはてなーとも、いろんな人とこの気持ちを分かち合いたいな。

 

___________

追記

 徹夜で書いて、寝る前に「こいつはすげえ記事だ」と思って寝た。

 起きたらブクマはゼロだった。出始めのブログなんてそういうもんだよねー。

 

 というわけで、本気でブログ自主規制!時間を大切に!

2016冬アニメ、なに見る?

alfalfalfa.com

 不作不作って、いつも言ってるな。(ここまでテンプレ)

 

 こういうのを見るといろんな反応があって面白い。

 ちなみに私の思いはここらあたりが代弁してくれている。

52以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2015/12/10(木) 12:41:39.261ID:7F+gAcoGd.net
ちょっとまって、きらら枠が入ってないやん

63以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2015/12/10(木) 12:43:33.530ID:06Zt/xUTa.net
>>52
きんもざ→のんのん→ごちうさ&ゆるゆり→無し

氷河期だな まあ頑張れ

69以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2015/12/10(木) 12:44:55.058ID:7F+gAcoGd.net
>>63
でもまあ芳文社枠はあるからね
大家さんに期待しとくわ

 

 この「大家さん」は「大家さんは思春期」のこと。

 あんまり前情報を仕入れてないのだけど、冬になったら飛びついてみる。

 でも、秋の前に言うたやん。

 ごちうさとゆるゆりは分けようって。冬アニメに癒やしがなくなるって言うたよね。ちゃんと反省してな。反省してはやく桜trick2期決定してな。

 

 あとは『だがしかし』をひたすら見る。

 このサイトは年明けから3カ月ほどは「だがしかし感想サイト」と化す。

 最近忙しくてブログの更新の時間が取れないんだけど、中毒なのかなんだかんだと言って、更新したり、はてブをチェックしたりとしている。よくない。よくないなー。

 なので、自主規制として本気で忙しくなる年明けからは、だがしかし縛り(+どうしても書きたくなったら)をしようと思う。

 あ、でも来週、「ミラクルガールズフェスティバル」を買うので、その感想も書く。

 

 今回の記事はすごい適当に書いているけど、こういうのもありだと思うし、他の人の「なに見る?」を聞いてみたい。ブックマークのコメントにでも貼りつけておいてくれたら絶対に見に行きますわー。(露骨なブクマ稼ぎ……なのだけど、見てみたいのも正直なところ)

 

 でも、せっかくなので役に立つ内容も入れておきたい。

 というわけで、ちょっと古いアニメの情報を。

 この冬アニメにある「ナースウィッチ小麦ちゃんR」は、10年以上前(10年前!?)のアニメ「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」が復活したもの。

 ……と、いろいろ書こうと思ったけど、異様に長くなりそうになったので、別の記事にしておこう。話がごちゃごちゃする。

 

 こんな適当な記事になってしまったけど、冬アニメ見る人はどんなん見る予定か教えてくれたらうれしいな。

 

 

                       

 

 どうでもいい私事けど、やっとアルファルファモザイクのネタを使うことができたなあ。

 このサイトを始めた最初の原動力は、ここの長文コメントを消されたことなんよね。あそこ、一定期間を過ぎると通常のコメント欄が消されて、twitter経由のコメント欄に切り替わってしまうんよ。で、書いたのがムダやんーーーーッ!って叫んだのが、言いたい放題サイトを作ったきっかけ。

 こんなブログの読者になってくれた人が10人を超えてしまったのだけど(読者でほんまにええんか…)、気になるジャンルを思うままに書いていくスタイルは変わらないと思う。

 ただ、さっきも書いたけど時間がなくなって来たのでここから3カ月ほどはアニメ「だがしかし」感想サイトと化しますわ。でも、復活はするし、自主規制もすぐ破りそうなので気長に見てやってくださいまし。

軽減税率のコスト増を簡単にイメージする方法

 不真面目な性格で知識も深くないんで政治経済には触れたくないんだが、まあ、ちょっとだけ話せることがあったので書く。

 

 軽減税率、つまり消費税を一部だけ取り除こうって話なのだけど、動き出してみないことにはなかなかイメージがつかないと思う。私としては、こんなのしても流通過程にコストがのしかかるだけで無意味だろと思っているのだが、その「コスト増」もイメージしづらいと思う。

 でも、消費税の特殊処理の類例は身近にある。

 外国人向けの消費税免除、ようするに、都市部や観光地のドラッグストアとかで見られる外国人専用カウンターだ。なんかずらーって行列を作ってるヤツ。消費税は「国内での消費」に係るものであって、国外使用ならば消費税が免税される。それを利用した免税をあのカウンターで行っているのだ。

 あの行列こそが消費税の特殊処理の一例。

 つまり、品目や消費形態による特殊処理は、販売の場が行うことになる。

 もちろん、外国人向け免税と軽減税率がすべてが同じわけではない。輸出免税は国外使用に関するチェックがあるけれども、軽減税率であればレジを通すだけで済むかもしれない。でも、だれがPOSシステムに登録するのか。

 コンビニやスーパーなら処理はシステム上で一括すれば可能かもしれない。ならば、商店街の小さな生鮮食料品店は? 店の商品全体が食料品ならば一律で軽減税率を適用すればいいかもしれない。だがしかし加工品や玩具と食料品の区別がつきづらい駄菓子屋は? だがしかし駄菓子屋は?(これが言いたかった……わけではないですよ、ええ)

 線引きが複雑になればなるほど、それを取り扱う局面でのコストが増加する。その局面には誰か偉い人があたるわけでない。処理と申告が行われるのは流通過程であり、生産者・卸業者・小売店の一つずつが対応するのだ。もちろん申告後に税務署によるチェックも加えて行われるが、それもまたコスト増につながるだろう。

 んー、私個人としては意味が分からん。

 どうしても税金の軽減で経済的弱者への救済を図りたいなら、消費税増の交換条件の形で、低所得者の所得控除を優遇したりとか、他に手はあるんじゃないのと思う。

 ただ、あんまり知識はないので軽減税率を主張する人には深慮遠謀があるのかもしれないし、不真面目なんで議論の中に入りたくはない。けどやっぱり、経済の目から見れば国内における流通過程のコスト増を引き起こす政策は、それなりの費用対効果があるのかなと疑問。

 

 ああ、真面目な話をしてしまった。私はあんまり小売流通には関わってないんで、もっと実務的なことを現場の人に話してほしいな。もしも軽減税率来たらこう対処するんじゃね?って話が知りたい。具体的に言えば、青い服のコンビニチェーンの店長とかに話してほしいけど、それは叶わぬ希望だなあ……。

 慣れない記事で心が荒れた。これはもう桜trickの女の子だけのキスシーン集を見て癒やされるしかない。真面目な話とかもう知らん。

 

 そんじゃーね

『だがしかし』アニメ化記念で勝手に応援!ネタバレ回避の布教活動!

 『だがしかし』とは、週刊少年サンデーに連載中の駄菓子コメディーである。

 連載当初から話題を集め、単行本の1巻の発行部数も2巻が出るまでに10万部を超え、新鋭のギャグ漫画として注目の的となる。その後も着実に人気を集め、3巻の発売目前でアニメ化が発表されるという、とんでもない勢いで駆け上がってきた作品である。

 ……なので、まあ「アニメ化、早くね?」という声はよく聞こえたが、そういう個人的な意見や紹介は後で。

 

 まずは公式サイトの紹介。

www.shogakukan.co.jp

『だがしかし』とは?

イナカの駄菓子屋を継がせたい父と、継ぎたくない息子のココノツ。
そんな店に、都会からやってきた駄菓子屋マニアの女の子・枝垂ほたるが現れる。
ほたるはココノツに駄菓子屋を継がせるため、たびたび店を訪れるようになって…!?
ボーイ×ガール×だがしコメディ―!

 

公式アニメPV

www.youtube.com

 

 

 というわけで、私個人の『だがしかし』紹介。

 まず、ギャグ漫画のテイストについて。

 ギャグ漫画と一言で言っても、いろんなタイプがある。不条理系であったり、勢い系であったり、下ネタ系であったり。だがしかしは、批判を承知で手っとり早く言ってしまえば、「うすた京介っぽいギャグテイストの駄菓子マンガ」である。だがしかしを読んでいると、マサルさんジャガーなどのうすた作品テイストがそこかしこに感じられるのだ。

 作者に関する情報があまりないので分からないが、おそらくうすた作品が好きだったのではないかなと思わせる表現が多くある。けれど、それらはけっして物まねというわけでなく、自分のものとして使いこなしているものだ。

 なので、うすた京介作品が好きな人はその似たテイストを自然と楽しめるし、あまりうすた作品を知らない人はだがしかしでそういうテイストを新しく味わえるだろう。

 ただし、伝説とも言えるうすた京介作品と比較すれば、笑い転げるほどの大当たりギャグの量は少ないという声も聞く。笑いの沸点が低い私はけっこう笑わせてもらっているが、ものすごいギャグマンガをイメージして読むと肩すかしを味わうかもしれない。

 

 でも、そのギャグの温度が、だがしかしにはちょうど合っているのだと私は思う。

 それはこのマンガが、「駄菓子ノスタルジーマンガ」だからだ。

 駄菓子がテーマのマンガと聞けば、まず「駄菓子うんちく」を思い浮かべるかもしれないが、それは一部でしかない。そういう知識も込みで、改めて大人の立場として駄菓子の思い出に浸ったり、童心に戻って駄菓子を楽しんだりするマンガだ。おかげで私も、だがしかしを読んだ後、ヨーグルとポテトフライが食べたくなって駄菓子屋に駆けこんでいる。

 ほどよい笑いとノスタルジックな感覚。それが混ざり合った居心地の良さが、だがしかしにはあるのだ。

 

 そしてなにより、ヒロインのほたるさんがエロい。素直にエロい。

 女性キャラの中には全裸になってもエロくないキャラがいる。その点、ほたるさんは素っ裸になればもちろんエロい。巨乳エロい。(よい子のみんな、つまりこれはほたるさんが素っ裸になっているってことだゾ!)

 しかし、なんと言えばいいのか、素直にエロいのだ。

 描き方としてはあざとい表現も多くある。だが、ほたるさんは自身のエロさに無頓着であり、顔芸も絶叫もなんでもありのギャグマンガのヒロインであるから、自ら媚びるようなエロさがない。だから、あるがままでいやらしさがなく素直にエロいのだ。(なお、もう一人のヒロインのサヤ師はお医者さんごっこエロい)

 そして、最高なのは各話の扉絵だ。

 扉にはほたるさんやサヤ師のイラストが載せられているのだが、それらは質が高いのはもちろん、構図やポーズに不思議なこだわりを感じるもので、そこが実に良いのである。これはおそらくアニメでは楽しめない部分なので、ぜひ原作漫画を買うことをオススメする。

 

 以上をまとめると、

  ・ほどよいうすた京介っぽさのあるギャグのテイスト

  ・ノスタルジックな感覚を起こす駄菓子ネタ

  ・ほたるさん巨乳エロい

 となる。

 

 とまあここまで書いてから、身もふたもないことを思いついてしまった。

 一番はWebで試し読みすればいいんじゃね?

 

club.shogakukan.co.jp

(上記ページの「無料で読む」からサンプルに飛べます)

 

 うん、第3話まであって試し読みには十分だ。

 ここまで書いてきたのはなんだったのだろう。

 まぁ、文章から3話以降のイメージをつかんでいただければ幸い。

 そんな感じで語ってしまうほど私はだがしかしが好きなのだが、今現在(2015年12月9日)は3巻まで発売という状況でアニメ化するのが心配。アニメ化早すぎねえか。まあ、18日頃に4巻も出るそうなので、ストックはあるのかな。でも心配。

 なので、少しぐらいアニメがつまづいても優しい目で見ていきたいと思う。

 

 私、大砲さんは、だがしかしを応援しています!

 

 

 いつかここらへんにamazonアフィリエイトをどーん!

 とりあえず今は、買いたくなった人は自分で検索して買ってね。

『あさひなぐ』ネタバレ警戒しつつ布教活動

 『あさひなぐ』とは、小学館漫画大賞を受賞した、スポ根なぎなたマンガである。

 かなり大きい賞を受賞しているのだが、いまいち知名度が足りない。私も全巻買いそろえており、新刊が出るたびに飛びついて買うマンガの一冊になっているのだが、読んでいる人がまわりに少なすぎる。「あさひなぐ熱すぎるぜ!」とトークで盛り上がる人がいない。なので、小学館に宣伝しまくっていただいてドンドンと広まってほしいのだが……。

 最近、スマホ広告でこんな宣伝画像が――

 

 

 

f:id:goodtaihoudai:20151208132726j:plain

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 違う! 違うって!!

 おいいいいい、なんだその恋愛マンガはッ!?

 こんな台詞出てきてもねえし、彼のためにがんばる話でもない。この宣伝文句を作った人は読んだことあるのかよ。読んだ上でこれなら商業主義的すぎて頭にくるわ!

 と、ムキキキーってスマホの画面に噛みつくほど憤ったのでこの場を使って、あさひなぐを紹介する。

 

 あさひなぐ恋愛漫画ではない。スポ根マンガである。

 スポ根もスポ根、スポ根の超王道を突き進む感じ。題材がなぎなたという少しマイナーな競技であるが、そこには部活に取り組む高校生の姿が、ありのままに描かれている。超人的な技や力などは存在しない。むしろ主人公は文化系であり、マイナスからのスタート。そんな主人公が天性の素質などなしに、一歩ずつ部活動の中で成長をとげていく話である。

 ……なので、地味。

 とくに1巻はなぎなたの説明もあってすごく地味。主人公も、美人とかかわいいとか言うわけではないメガネ少女で、1巻を読んだ人はたいてい「地味」「薄味」という。1巻だけを読んで「なんでこんなのが大賞?」とか言っている人もいた。

 これが変化していくのが3巻あたりから――なのだが、そこで劇的に変化というほどでもない。熱いものはこみ上げてくるのだけど、「試合で決勝ゴール!大勝利!」なんて盛り上がりではない。じわりとこみ上げるだけだ。

 4巻もそう。ぐっとくる。5巻も6巻も。さらにその先の巻でも、何度も。

 そう、この何度もが異常なのだ。

 熱いものがこみ上げる展開が何度も何度も丁寧に描かれる漫画。

 このぐっとくるのが続いた結果、だんだんと主人公から目が離せなくなる。7巻になるころには、あの地味すぎたはずの主人公が話の中心となり、これがもう最新刊になれば主人公としか言いようのない存在となって物語を動かしているのである。

 派手さのないスポ根成長物語である。

 丁寧に作られているため絶賛されると言うよりも、じわじわと褒められるような作品。そのじんわりとした褒めたくなる感情が積み重なって、こんなレビューを書かせたり、小学館大賞の受賞につながったりしたのだろう。

 こういう成長ものが好きな人はすぐにハマるだろうが、ど派手に惹きつけるわけではないから、なかなかハマらない人もいるだろう。そういう人には「なぎなたマンガの良作」としてこれをオススメしたい。5巻あたりまで、とにかく身構えて読むほどでもなく読んでほしい。もしかすると、うまく感覚が合ったなら、あさひなぐは人生に残るレベルの作品になる可能性がある。

 

 以上をまとめると、「5巻あたりまで気楽に読んでね」ってことである。

 あさひなぐ面白い。

 

 大砲さんは、あさひなぐを応援してます!

 

 ……で、普通はここでamazonアフィリエイトとか置くんよね。

 ブログ初心者なのでいまいち分からない。なので、お手数ですが各自検索してamazonとかに飛んでくださいませ。

ブログ開設からたった1週間で、アクセス数4,500超を達成する方法!

運!

以上、終了解散!

 

 

 てか、4,500て少なくはないけど、大声で言うほどのアクセス数ちゃうよね。

 たまたま、取り上げた話がホットエントリに入れてもらって、あとは急降下って感じ。

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 現在はさらに下降中。

 運と、あと加えるなら流行に乗ることかな。

 そんなに運良く取り上げられることはないだろうけど、なんか流れと合ったら盛り上がることもある。

 で、上昇してまた下降してを繰り返して、数ヶ月とかしたらそれなりのアクセス数になるのかもしれない。こうやって上昇下降のループを続けていくことがアクセス数増加の道なんだろうと思う。

 だが、私はこのループを……降りなければならないようだ……。

「な、なんだって大砲さん!」「行っちゃイヤだーッ!」

 ゴ、ゴホッ! 私にはもう……休日が……残されていないんだ……。

 いや、それどころか、仕事の締切りぶっちぎっているんですよ、今まさに。

 はてな面白くてちょっとハマってしまった。今まで読むだけだったけど、ブクマとかしてなんぼやね、ほほほ。

 ……ああ、絶対に身元がバレませんように! 大丈夫、いくつかフェイクは仕込んである! 最後の最後の締切りは守りますから許してください!

 でも、時間忘れてやっちゃうねこれ。

 今までみたいに1日3投稿とかはしないけど、ちょこちょこは投稿するつもりなんで、これからもよろしくお願いします。

 

 では、ここまでの7日間を振り返ってみよう。

 

第1日:11月27日(金)

 まず、投稿してみようかと思ったのが、繁忙期を切り抜けて休日が取れたこの日。土日もあんまり予定ないし、なにか実りのあることをして遊ぼうと思い、前から気になっていたはてなブログを始める。

 初投稿は「2015/11/27 15:36:07」でブログの案内を書いている。

 うわっ、すげえ頭の悪い文章。

 このブログの当初の目的は、まとめブログとかのコメント欄に書きこんだら字数制限や意味不明なNGワードで弾かれるから、言いたい放題しゃべる場を作っていこうと言うもの。

 で、そのあとまとめブログ見てたら「京都のご飯まずい」ってコメントを見て、「ちゃうねん!」って言いながら記事を書いたり、バスの話を見て続きで京都のバス事情も話したくなって投稿したりした。

 

 で、日付は変わっているけど、寝る前にまとめサイトで意外な事実を発見をして、「よく気づいたな、私! さすが目の付け所が大砲さんやわー天才やわー」って言いながら、簡単にまとめて投稿して寝た。

 明朝のアクセス数、めっちゃ期待した。伸びすぎやろーってつっこむ練習した。

 それがこれ。

 

goodtaihoudai.hatenablog.com

 

第2日:11月28日(土)

 な、なぜだッ! なぜ、誰も注目しないッ!!

 フィリピンの面積、日本から北海道を引いたのとほぼ同じの30,000平方kmですよ!

 人口なんて最近1億人超えたって話やで!

 えー、普通驚くやん…。常識……?

 

 と、落ちこみつつ朝起きて画面を見る。ちなみに今現在ブクマ数2となっているが、これは私と、後で紹介する知人のものである。実質ゼロ!

 あまりに悔しくて、私は決意を固めた。なんとしてでもアクセス数を増やして見せよう。そうすればいつか感動した大富豪がポンと5億ぐらいくれるかもしれないのだ。(あ、はい。twitterの方でいつでもお待ちしております)

 それから私はいつも見なかった「新着ブックマーク」に注目し出した。

 そこでなにか話題になってるものはないか、血眼でネタを探し、「話題のこのネタなら食いつくやろゲヘヘ」とにやつきながら投稿した。反応なかった。

 泣きながら寝た。

 

第3日:11月29日(日)

 起きた。何個か投稿した。

 きょうも きのうと かわりませんでした!

 泣きながら寝た。

 

第4日:11月30日(月)

 お仕事開始。正直めっちゃ悔しかったので仕事の合間もブログの更新をする。

 延長戦だッ!

 仕事は繁忙期でなければ割と柔軟であり、作業を遅らせることで未来の自分の首を絞めることもできる。(今!今それ!)

 で、ここで友人たちに声を掛けてみた。後であんまり良いことではないと知ったのだが、そのときはさわやかな笑顔で、「こいつらに養分になってブックマーク数を稼いでやる(すごく面白いブログサイトがあるんだよ! 一緒にやろうよ!)」と言っておいた。

 けっこう声を掛けたつもりなのにやってくれたのは二人。

 一人は数時間で、もう一人は三日で飽きて止めた。

 

 だが、友人のブックマークもブックマークのうち!

(あとで調べたけど、そういうのってすぐカウントされなくなるみたいですね)

 これで、増加したブックマーク数で私もブロガー街道を進撃するぜッ!

 その結果は――

 

 今回! 私と巻きこまれた友人は! 何の成果も得られませんでした!

 泣きながら寝た。

 

 布団で寝ながら、もうあきらめて話題のネタとか関係なく、どこかのまとめサイトから拾ったガルパン話で、趣味丸出しの記事を書いといた。

 

第5日:12月1日(火)

 起きたら5件ほどブクマされてた。ビビった。

 

goodtaihoudai.hatenablog.com

「よこしまな気持ちなどなく、純粋に趣味を愛する気持ちで書いたから成功した!」

 いやいや、んなわけねーです。他にもそういう趣味ネタ書いてたし。

 質が良かったから? んー、そうかなあ……まあ、変化球は投げたつもりやけど。

 でも、その前に書いてた、

「『僕のヒーローアカデミア』の原案が投稿されたのは2008年の赤丸ジャンプ

 って方がトリビア度も高いし、88へぇーぐらい行くと思ってた。

 なんか釈然としないものがあったものの、「じゃあ、私の本気を見せてやるか(ミサワッ!」って、メガネをあげつつキーボードをッダーン!って叩いて記事を投稿した。無反応だった。

 

 もう落ち込みなどしない。

 でも、さすがに止めようかなと思った。

 そのとき、興味深いtogetterを見かけた。「のうりんポスター」の件で現地レポートをしたというものだ。この「のうりんポスター」ネタは、以前「話題になるネタねえかなグヘヘ」と探していたときに引っかかって、かつて一度記事にしていた。なんとその記事にはコメントをくれた人もいた。一人いた。

 で、その記事にも書いていたが、この件、私としては「こんなん地元の人優先やろ。でも地元の人の声がないよな」という考えでいた。

 その地元の声をうかがわせる、現地レポが挙がっていたのだ。

 

 これは正直、ネタになるとか以前にもっと見てもらいたかった。

 見る価値があるべきレポートなのに、あまり注目されていない。

 これは悔しかったので、時系列を追ってまとめてみた。

 

goodtaihoudai.hatenablog.com

 

 これは、見てもらえた。ありがたかった。

 私がどうこうと言うより、価値のあるレポートをここから見てもらえたことの方がうれしかった。

 さすがにこれは私の力ではないので、おごることはない。3cmほどしか鼻は高くなってないが、二匹目のドジョウを狙うべく、他の複数のまとめを私の切り口で並べて投稿するという手法を採ってみた。

 ぺたぺた貼って、ちょっと言葉を書くだけの、かなりフザけた手法である。

 

goodtaihoudai.hatenablog.com

 

 思いもよらないほど見られることになった。びっくりした。

 そうかこれが答えか!と確信した。ついにアルファブロガーロードが開かれた!

 んで、もう1回やった。無反応だった。泣きながら寝た。

 

第6日:12月2日(水)

 なにが、なにが違うのか……分からぬ……。

 と、うめきながら、今度はスマホゲーの紹介などという迷走(いや、面白いんだけど)をしてみた。無反応。ああ、分かってた。

 ブログの片手間で仕事を……いえ、仕事の片手間でブログを書くのはそう簡単なことじゃない。もう辞めよう。

 と思っていた。

 ――思ってたんだが、ついクセになってしまっていたホッテントリのチェックで、けっこう腹の立つニュースサイトを見てしまったのだ。

 

 それは、まったく愛のない形で「エセオタク」を切り捨てる記事。

 カギ括弧つきで書いてるけど、こんな言葉は使いたくもない。

 で、怒りにまかせて、早く仕事しろボケというメールを無視して、私は新しいオタクになる人への応援歌を心のまま書きまくった。

 

goodtaihoudai.hatenablog.com

 ありがたいことに今では10ブックマークをつけてくださっている。

 で、これなんだが、二日ほどまったく何もつかなかった。自分と友人だけ。

 

 こんなものか、と思った。

 私ぐらいが本気で書いた文章なんてこんなものなんだろう。

 

 なぜはてなブログで文を書こうと思ったか。

 それはかつて、「店長」と呼ばれる人がはてなで書いていたからだ。

 めちゃくちゃ文章のうまい憧れの人。

 とうていムリだとは分かってはいるが、あの人みたいな文章が書きたい。

 そうして読み手を笑わせたり、楽しませたり、ときには怒らせたりしたい。

 読む人の心を振るわせたいと思ったからだ。

 

 でも、ムリだ。

 落ち込み、そして私は何かすがるように、ネット上に漂う店長のブログを読み返した。

 読み終わった後、仕事をさぼって読み終わった後、決めた。

 最後に、全力で文章を書いてやろうじゃないか、と。

 話題のネタとかそんなもの関係なく、ぜんぶ注ぎこんで書いてやろう。

 

 そして、延長戦最後と決めた第7日、私はそれを投稿した。

 

 

 

 

・第7日:12月3日(水)

f:id:goodtaihoudai:20151204170711j:plain

 

 いえーい、12月4日現在、ブックマーク1ですぅ(アヘ顔ダブルピース

 どうだ、これが、私の全身全霊<フルパワー>だッ!

 この内容、めっちゃくちゃ気持ち悪い「えんえんアニオタが奥様大好きって言い続ける文章」で、「書いたヤツ死ね」「不愉快だ殺す」とか言われるのを期待……じゃなくて、覚悟して書いたんだが、うん、無反応。

 

 というわけで、お疲れ様っしたーー!

 最初3日と思ってたはてなブログ投稿遊び、1週間に伸びちゃいましたがこれで終了といたします。いや、暇なときはちょこちょこ書くけどね。

 また見かけたらよろしくお願いいたします。

 

________________________

 

 さて、書きながら思ったことを一つ。

 新人ブロガーさんって、どうもこうも注目されづらいね。

 これは初めから1カ月は無反応でも耐える覚悟がないとムリかな。

 たぶんちゃんと続ければ成果は出るんだろうし、始める人はがんばってね!

 

 あと、システム的に「新人ブロガー」が注目されるシステムとかほしかったな。

 はじめて1週間は、ブクマ2つで新着にあがるとか。

 それと、新人カテゴリーとかあっても面白い? 新人のブログがあがってくるのを変態玄人の人たちが舌なめずりしながら見守るカテゴリーとか。

 

 それでは、また!

「京都って観光中心の街だよね」 → まちがい

business.nikkeibp.co.jp

 

「京都って電柱だらけで景観が最悪だよね。京都は観光の街なのに」

 たしかに観光の街ではある。

 でも、それだけでないことは分かっていてほしい。

 

kanko.city.kyoto.lg.jp

 京都観光Naviのサイトの最も下にあるフッターに、「広報資料 京都観光振興計画2020」がある。これによると京都の市内総生産の約10%を観光業が占めると推測されているそうだ。数年前は7%あたりだった気がする。

 この10%は日本全体の平均値よりもかなり高いものではあるが、京都最大の主要産業というほどではない。産業系ニュースから離れていると分かりづらいが、「京都の企業」とでも検索してみると、意外な企業も京都発なのが分かると思う。

 たとえば、京都はハイテク企業が強い。京セラ、オムロンローム村田製作所島津製作所とか。たとえば、ヒラギノフォントは京都の大日本スクリーン製造が作ってるとか。

 

 個人的にこの問題の根っこは、明治期の東京遷都にあるのだろうと思う。

 遷都に際して人口が急激に落ち込んだ京都がとった施策は、産業開発だった。実際、日本ではじめて商業水力発電を開始し、日本初の電車の営業運転も始めた。明治初期の「日本初」に関しても意外なほど京都は多い(たとえば日本初の小学校)。

 これをもって京都がすごいとかそういう短絡的な自慢がしたいわけではない。いちおうながら江戸期からあるていどの都市ではあり、その都市が産業開発に必死になり、それなりに成功を収めてきた事実があることを伝えたいだけである。

 おまけとして紹介するが、知っている人は知っているだろうけど、京都はパンの世帯購入量が日本一位である。これは、「京都人=あたらしもん好き」という特徴があることの現れだとも言われている。伝統伝統ばかりの街ではないのだ。

 

 だから、景観が悪くても仕方がない、と言いたいわけではない。

 観光都市なんてもてはやされて多くの人に来てもらっているが、それでがっかりされてはやはり悲しいところである。改善できるところがあるなら改善すべきだ。

 ただ、多くの人間が普通に住んでいて、普通の産業もそれなりにある街だから、方向転換にも時間はかかる。

 そこを、「京都は観光しか価値がないのになにやってんだよ」と責められると、なんというか、もにょもにょした気分になる。京都は観光だけちゃうねんで……。

 でも、やはり日本の代表的な観光地の一つではあるから、恥ずかしくないような景観になるよう叱咤激励はいただきたく思う。その叱咤激励も京都の産業を知っておいていただいた上での、願わくば愛情をこめたものであるとうれしいものである。

 

 てか、電線だらけとか京都人は気づいてるわー!

 特別なところもあるけど、そんなんどこの都道府県にもある特色で、京都人もやっぱりおんなじ日本人なんやで。街が大きくなったら似たような看板も電柱も立つわ。今さら気づいた風な顔で驚かれて、「京都の内側の人間は観光客が来ることに安心してやがる」とか言われると困る……。

 でも、ゆっくり変わっていくからな。

 バブルが崩壊した後、京都の古い産業とか観光とかめちゃくちゃダメージを受けたんよ。その頃、景観重視で飢え死にするより経済優先ってなって、ビルの高さ制限とかも緩められた経緯があるんよ。

 でも、バブル崩壊の影響が薄らいできたあと、激減した観光を復活させようとして、人をいっぱい集めるぜ計画が進んでいったん。やけど、結果、今はめっちゃ来すぎてる状態になってるん。混雑しすぎで面白くなかったとか言われるけど、これは本当に謝るしかないなあ……。

 けども、ここから新しい計画として、日帰りの観光客の人が多いから宿泊してもらえるような街にしようっていう計画も進められているんよ。それなりに他の産業もある大きめの街やから、ちょっと時間は掛かるけど、温かい目で見てくれたら幸い。

 まだまだ不備が多いけど京都に泊まりに来て、んで、「まだまだやな~」と成長途中の子供を見る目で観察してくれるとうれしい。きっと、それから何年も先に、「おっ、ゆっくりやけど変わってるやん」ってなるはずやから。

 なったらいいな。がんばらなな。

 

 というわけで長い文章を読んで下さってありがとうございます。

 また京都をよろしくなー!