民俗学ネタ「凶悪な怪物=先住民」の類型譚
面白かったので、こちらは神話からアプローチしてみる。
と、書き始めたけど、眠くなったので箇条書きにする。
ご興味があれば、その中の気になる言葉を検索ー!
(上の2つはまとめてもいいかも)
- キリスト教と土着信仰:土着神 → 悪魔・うまくいけばサンタクロース
- 主神ゼウスと女神ヘラ:ヘラ=土着神 → ゼウス征服して子供産みまくり
- アイルランドのダーナ神族と現アイルランド人:ダーナ神族を追い払って征服 → 神族はキリスト教の支配力が高まり、小さな人々=妖精となる
- コロボックルとアイヌ民族:一部地域で、コロボックル=追いやられた先住民
他にもいろいろあるんだろうけど、こういうの調べてたのは昔なので後は任せた。
かつての得意分野は中国の志怪小説とアイルランド神話。でも、もうさび付いてるわ。
「京都って観光中心の街だよね」 → まちがい
「京都って電柱だらけで景観が最悪だよね。京都は観光の街なのに」
たしかに観光の街ではある。
でも、それだけでないことは分かっていてほしい。
京都観光Naviのサイトの最も下にあるフッターに、「広報資料 京都観光振興計画2020」がある。これによると京都の市内総生産の約10%を観光業が占めると推測されているそうだ。数年前は7%あたりだった気がする。
この10%は日本全体の平均値よりもかなり高いものではあるが、京都最大の主要産業というほどではない。産業系ニュースから離れていると分かりづらいが、「京都の企業」とでも検索してみると、意外な企業も京都発なのが分かると思う。
たとえば、京都はハイテク企業が強い。京セラ、オムロン、ローム、村田製作所、島津製作所とか。たとえば、ヒラギノフォントは京都の大日本スクリーン製造が作ってるとか。
個人的にこの問題の根っこは、明治期の東京遷都にあるのだろうと思う。
遷都に際して人口が急激に落ち込んだ京都がとった施策は、産業開発だった。実際、日本ではじめて商業水力発電を開始し、日本初の電車の営業運転も始めた。明治初期の「日本初」に関しても意外なほど京都は多い(たとえば日本初の小学校)。
これをもって京都がすごいとかそういう短絡的な自慢がしたいわけではない。いちおうながら江戸期からあるていどの都市ではあり、その都市が産業開発に必死になり、それなりに成功を収めてきた事実があることを伝えたいだけである。
おまけとして紹介するが、知っている人は知っているだろうけど、京都はパンの世帯購入量が日本一位である。これは、「京都人=あたらしもん好き」という特徴があることの現れだとも言われている。伝統伝統ばかりの街ではないのだ。
だから、景観が悪くても仕方がない、と言いたいわけではない。
観光都市なんてもてはやされて多くの人に来てもらっているが、それでがっかりされてはやはり悲しいところである。改善できるところがあるなら改善すべきだ。
ただ、多くの人間が普通に住んでいて、普通の産業もそれなりにある街だから、方向転換にも時間はかかる。
そこを、「京都は観光しか価値がないのになにやってんだよ」と責められると、なんというか、もにょもにょした気分になる。京都は観光だけちゃうねんで……。
でも、やはり日本の代表的な観光地の一つではあるから、恥ずかしくないような景観になるよう叱咤激励はいただきたく思う。その叱咤激励も京都の産業を知っておいていただいた上での、願わくば愛情をこめたものであるとうれしいものである。
てか、電線だらけとか京都人は気づいてるわー!
特別なところもあるけど、そんなんどこの都道府県にもある特色で、京都人もやっぱりおんなじ日本人なんやで。街が大きくなったら似たような看板も電柱も立つわ。今さら気づいた風な顔で驚かれて、「京都の内側の人間は観光客が来ることに安心してやがる」とか言われると困る……。
でも、ゆっくり変わっていくからな。
バブルが崩壊した後、京都の古い産業とか観光とかめちゃくちゃダメージを受けたんよ。その頃、景観重視で飢え死にするより経済優先ってなって、ビルの高さ制限とかも緩められた経緯があるんよ。
でも、バブル崩壊の影響が薄らいできたあと、激減した観光を復活させようとして、人をいっぱい集めるぜ計画が進んでいったん。やけど、結果、今はめっちゃ来すぎてる状態になってるん。混雑しすぎで面白くなかったとか言われるけど、これは本当に謝るしかないなあ……。
けども、ここから新しい計画として、日帰りの観光客の人が多いから宿泊してもらえるような街にしようっていう計画も進められているんよ。それなりに他の産業もある大きめの街やから、ちょっと時間は掛かるけど、温かい目で見てくれたら幸い。
まだまだ不備が多いけど京都に泊まりに来て、んで、「まだまだやな~」と成長途中の子供を見る目で観察してくれるとうれしい。きっと、それから何年も先に、「おっ、ゆっくりやけど変わってるやん」ってなるはずやから。
なったらいいな。がんばらなな。
というわけで長い文章を読んで下さってありがとうございます。
また京都をよろしくなー!
ブログ開設からたった1週間で、アクセス数4,500超を達成する方法!
運!
以上、終了解散!
てか、4,500て少なくはないけど、大声で言うほどのアクセス数ちゃうよね。
たまたま、取り上げた話がホットエントリに入れてもらって、あとは急降下って感じ。
現在はさらに下降中。
運と、あと加えるなら流行に乗ることかな。
そんなに運良く取り上げられることはないだろうけど、なんか流れと合ったら盛り上がることもある。
で、上昇してまた下降してを繰り返して、数ヶ月とかしたらそれなりのアクセス数になるのかもしれない。こうやって上昇下降のループを続けていくことがアクセス数増加の道なんだろうと思う。
だが、私はこのループを……降りなければならないようだ……。
「な、なんだって大砲さん!」「行っちゃイヤだーッ!」
ゴ、ゴホッ! 私にはもう……休日が……残されていないんだ……。
いや、それどころか、仕事の締切りぶっちぎっているんですよ、今まさに。
はてな面白くてちょっとハマってしまった。今まで読むだけだったけど、ブクマとかしてなんぼやね、ほほほ。
……ああ、絶対に身元がバレませんように! 大丈夫、いくつかフェイクは仕込んである! 最後の最後の締切りは守りますから許してください!
でも、時間忘れてやっちゃうねこれ。
今までみたいに1日3投稿とかはしないけど、ちょこちょこは投稿するつもりなんで、これからもよろしくお願いします。
では、ここまでの7日間を振り返ってみよう。
第1日:11月27日(金)
まず、投稿してみようかと思ったのが、繁忙期を切り抜けて休日が取れたこの日。土日もあんまり予定ないし、なにか実りのあることをして遊ぼうと思い、前から気になっていたはてなブログを始める。
初投稿は「2015/11/27 15:36:07」でブログの案内を書いている。
うわっ、すげえ頭の悪い文章。
このブログの当初の目的は、まとめブログとかのコメント欄に書きこんだら字数制限や意味不明なNGワードで弾かれるから、言いたい放題しゃべる場を作っていこうと言うもの。
で、そのあとまとめブログ見てたら「京都のご飯まずい」ってコメントを見て、「ちゃうねん!」って言いながら記事を書いたり、バスの話を見て続きで京都のバス事情も話したくなって投稿したりした。
で、日付は変わっているけど、寝る前にまとめサイトで意外な事実を発見をして、「よく気づいたな、私! さすが目の付け所が大砲さんやわー天才やわー」って言いながら、簡単にまとめて投稿して寝た。
明朝のアクセス数、めっちゃ期待した。伸びすぎやろーってつっこむ練習した。
それがこれ。
第2日:11月28日(土)
な、なぜだッ! なぜ、誰も注目しないッ!!
フィリピンの面積、日本から北海道を引いたのとほぼ同じの30,000平方kmですよ!
人口なんて最近1億人超えたって話やで!
えー、普通驚くやん…。常識……?
と、落ちこみつつ朝起きて画面を見る。ちなみに今現在ブクマ数2となっているが、これは私と、後で紹介する知人のものである。実質ゼロ!
あまりに悔しくて、私は決意を固めた。なんとしてでもアクセス数を増やして見せよう。そうすればいつか感動した大富豪がポンと5億ぐらいくれるかもしれないのだ。(あ、はい。twitterの方でいつでもお待ちしております)
それから私はいつも見なかった「新着ブックマーク」に注目し出した。
そこでなにか話題になってるものはないか、血眼でネタを探し、「話題のこのネタなら食いつくやろゲヘヘ」とにやつきながら投稿した。反応なかった。
泣きながら寝た。
第3日:11月29日(日)
起きた。何個か投稿した。
きょうも きのうと かわりませんでした!
泣きながら寝た。
第4日:11月30日(月)
お仕事開始。正直めっちゃ悔しかったので仕事の合間もブログの更新をする。
延長戦だッ!
仕事は繁忙期でなければ割と柔軟であり、作業を遅らせることで未来の自分の首を絞めることもできる。(今!今それ!)
で、ここで友人たちに声を掛けてみた。後であんまり良いことではないと知ったのだが、そのときはさわやかな笑顔で、「こいつらに養分になってブックマーク数を稼いでやる(すごく面白いブログサイトがあるんだよ! 一緒にやろうよ!)」と言っておいた。
けっこう声を掛けたつもりなのにやってくれたのは二人。
一人は数時間で、もう一人は三日で飽きて止めた。
だが、友人のブックマークもブックマークのうち!
(あとで調べたけど、そういうのってすぐカウントされなくなるみたいですね)
これで、増加したブックマーク数で私もブロガー街道を進撃するぜッ!
その結果は――
今回! 私と巻きこまれた友人は! 何の成果も得られませんでした!
泣きながら寝た。
布団で寝ながら、もうあきらめて話題のネタとか関係なく、どこかのまとめサイトから拾ったガルパン話で、趣味丸出しの記事を書いといた。
第5日:12月1日(火)
起きたら5件ほどブクマされてた。ビビった。
「よこしまな気持ちなどなく、純粋に趣味を愛する気持ちで書いたから成功した!」
いやいや、んなわけねーです。他にもそういう趣味ネタ書いてたし。
質が良かったから? んー、そうかなあ……まあ、変化球は投げたつもりやけど。
でも、その前に書いてた、
「『僕のヒーローアカデミア』の原案が投稿されたのは2008年の赤丸ジャンプ」
って方がトリビア度も高いし、88へぇーぐらい行くと思ってた。
なんか釈然としないものがあったものの、「じゃあ、私の本気を見せてやるか(ミサワッ!」って、メガネをあげつつキーボードをッダーン!って叩いて記事を投稿した。無反応だった。
もう落ち込みなどしない。
でも、さすがに止めようかなと思った。
そのとき、興味深いtogetterを見かけた。「のうりんポスター」の件で現地レポートをしたというものだ。この「のうりんポスター」ネタは、以前「話題になるネタねえかなグヘヘ」と探していたときに引っかかって、かつて一度記事にしていた。なんとその記事にはコメントをくれた人もいた。一人いた。
で、その記事にも書いていたが、この件、私としては「こんなん地元の人優先やろ。でも地元の人の声がないよな」という考えでいた。
その地元の声をうかがわせる、現地レポが挙がっていたのだ。
これは正直、ネタになるとか以前にもっと見てもらいたかった。
見る価値があるべきレポートなのに、あまり注目されていない。
これは悔しかったので、時系列を追ってまとめてみた。
これは、見てもらえた。ありがたかった。
私がどうこうと言うより、価値のあるレポートをここから見てもらえたことの方がうれしかった。
さすがにこれは私の力ではないので、おごることはない。3cmほどしか鼻は高くなってないが、二匹目のドジョウを狙うべく、他の複数のまとめを私の切り口で並べて投稿するという手法を採ってみた。
ぺたぺた貼って、ちょっと言葉を書くだけの、かなりフザけた手法である。
思いもよらないほど見られることになった。びっくりした。
そうかこれが答えか!と確信した。ついにアルファブロガーロードが開かれた!
んで、もう1回やった。無反応だった。泣きながら寝た。
第6日:12月2日(水)
なにが、なにが違うのか……分からぬ……。
と、うめきながら、今度はスマホゲーの紹介などという迷走(いや、面白いんだけど)をしてみた。無反応。ああ、分かってた。
ブログの片手間で仕事を……いえ、仕事の片手間でブログを書くのはそう簡単なことじゃない。もう辞めよう。
と思っていた。
――思ってたんだが、ついクセになってしまっていたホッテントリのチェックで、けっこう腹の立つニュースサイトを見てしまったのだ。
それは、まったく愛のない形で「エセオタク」を切り捨てる記事。
カギ括弧つきで書いてるけど、こんな言葉は使いたくもない。
で、怒りにまかせて、早く仕事しろボケというメールを無視して、私は新しいオタクになる人への応援歌を心のまま書きまくった。
ありがたいことに今では10ブックマークをつけてくださっている。
で、これなんだが、二日ほどまったく何もつかなかった。自分と友人だけ。
こんなものか、と思った。
私ぐらいが本気で書いた文章なんてこんなものなんだろう。
なぜはてなブログで文を書こうと思ったか。
それはかつて、「店長」と呼ばれる人がはてなで書いていたからだ。
めちゃくちゃ文章のうまい憧れの人。
とうていムリだとは分かってはいるが、あの人みたいな文章が書きたい。
そうして読み手を笑わせたり、楽しませたり、ときには怒らせたりしたい。
読む人の心を振るわせたいと思ったからだ。
でも、ムリだ。
落ち込み、そして私は何かすがるように、ネット上に漂う店長のブログを読み返した。
読み終わった後、仕事をさぼって読み終わった後、決めた。
最後に、全力で文章を書いてやろうじゃないか、と。
話題のネタとかそんなもの関係なく、ぜんぶ注ぎこんで書いてやろう。
そして、延長戦最後と決めた第7日、私はそれを投稿した。
・第7日:12月3日(水)
いえーい、12月4日現在、ブックマーク1ですぅ(アヘ顔ダブルピース
どうだ、これが、私の全身全霊<フルパワー>だッ!
この内容、めっちゃくちゃ気持ち悪い「えんえんアニオタが奥様大好きって言い続ける文章」で、「書いたヤツ死ね」「不愉快だ殺す」とか言われるのを期待……じゃなくて、覚悟して書いたんだが、うん、無反応。
というわけで、お疲れ様っしたーー!
最初3日と思ってたはてなブログ投稿遊び、1週間に伸びちゃいましたがこれで終了といたします。いや、暇なときはちょこちょこ書くけどね。
また見かけたらよろしくお願いいたします。
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さて、書きながら思ったことを一つ。
新人ブロガーさんって、どうもこうも注目されづらいね。
これは初めから1カ月は無反応でも耐える覚悟がないとムリかな。
たぶんちゃんと続ければ成果は出るんだろうし、始める人はがんばってね!
あと、システム的に「新人ブロガー」が注目されるシステムとかほしかったな。
はじめて1週間は、ブクマ2つで新着にあがるとか。
それと、新人カテゴリーとかあっても面白い? 新人のブログがあがってくるのを変態玄人の人たちが舌なめずりしながら見守るカテゴリーとか。
それでは、また!