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グッド大砲(大)

適当に書き散らし、適当に読み飛ばす、意識低い系適当雑記サイト

はてなはもう私の居場所ではない

 明日は日曜日だってのに朝から仕事だ。なので早く眠らないといけないのに、布団の中でスマホを見ている。 いや、寝る前に実写版の咲のCM見たんだけど、こうもっと咲とのどっちの指切りにドキドキ感が出せねえのかな、とか考えてたらいつの間にか実写版マリア様がみてるの予告を観ている自分がいて、これこれこれこれだよ君ぃ!と布団の中でガッツポーズしたりしてた。

 それはともかく、便利な時代だなと思う。

 スマホを手にベッドの中で携帯を眺めてしまう、なんてことができるようになったのはいつからだろう。5年前はもう、スマホも持ってたよな。8年前はちょっとあやしいけど、確か持っていたと思う。いや、あれは携帯だったっけな。

 時間の流れってのは、いつの間にか過ぎて、思い返すと曖昧になってしまう。

 あれだ、いつも通る道の街並みだ。古い建物が取り壊されて新しい建物になり、最初の違和感が消えて当たり前になると、昔は何があったか思い出せなくなる。そうして新しいのもまあ壊されてまた新しくなってまた壊されて。思い出せなくなった建物はもうどれだけあるんだろうな。思い出せないのだから形も浮かばないけど、よく分からない心の穴が空いている。

 寂しさとはちょっと違う。移り変わりは当たり前のことだから受け入れてしまえる。 ただ単に穴が空いているだけ。その穴は生き続けていくかぎり、いくつもいくつも空いていくんだろう。

 それは街並みであったり、会わなくなった知人であったり、こうして見ているネットの世界だったりする。

 十年も前のはてなダイアリー時代から、私ははてなを使っている。一日数回は人気ブックマークのページを情報源として見ている。ん、改めて考えるとヘビーユーザーだな。いや、ほどよく面白い情報が流れてくるんでついつい見てしまうのよ。真面目でもなくバカでもないし、普通のニュースでは出ない話題も飛んできたりして面白いんだよなあこれ。こないだは匿名ダイアリーにカワンゴが出てきたの、めっちゃ笑ったし。

 でも、はてなにはいろんな人がたくさんいて、たくさんいろんな人が去っていった。そりゃまあ10年も経てば、人は入れ替わるもんだし当然だ。

 で、思い返すと、やっぱり昔の姿は曖昧だ。

 去っていった人でも私が大好きだったコンビニ店長だとか有名な人は覚えているけど、もう思い出せない人も山のようにいる。思い出せないから誰とかは分からないのだけれどさ、やっぱ確かにいるんだよ。

 それを思うと、心の穴を感じる。

 で、今日ははてブで互助会の話をひさびさに見て、 懐かしくて飛びこんでみた。ノリノリで互助会批判の記事も書いてみた。

 けどまあ、 もう互助会がむしろ今のはてなの主流派だよなあ。あ、ちなみに、私の中での「互助会」の定義は「仲間以外には情報価値のないブログ記事なのに、はてブを集めて目立っているページ」だ。ブクマ数が多いからよほど面白いんだろうと覗きにいったりするとガッカリする記事。で、ブコメには記事の情報に対するメッセージでなく、「参考になりました!」だの筆者個人に対するメッセージがあふれている記事だ。はてなブックマークの人気ページには、今はそういうのが多く見られてしまう。まあ、それでも他の残りはまだ面白い記事があったりなかったりするんで見ているのだけど。

 もうそういう状況なのだ。住人の入れ替わりなんて何度となくあった。そのうちの一つが起きただけだ。非モテ論争とか、ライフハック記事とか、いろいろブームが起きてそんじゃーね!と去っていく。あー、ミニマリストあたりとか、明らかにPV稼ぎ目的の業者が入ってきてて、あれはプロの力もあったからほんま酷かったけど。

 で、今は仲間内でブクマをしあう互助会が主流派ってだけだ。

 こういう互助会の問題は、仲間を優遇してブクマをつけるって行為が広がれば良エントリーが埋もれて、 はてなブックマークの価値は下がるって点だ。

 といっても、元からそんな大したブックマークをしてたかと言われると、そうでもない。私は基本的に、互助会的なその輪の中でしか役立たない筆者個人宛てのメッセージでなく、情報共有になればという意識で有用なページにブクマをする。そしてブコメは、情報提供や意見表明に使う。でも一方で、はてブでボケて遊んだりもするし、アニメネタなら内容が薄くても飛びつくし、お前も情報価値を下げてんじゃねえか!と突っ込まれたら、その通りよと言う他ない。大喜利でボケるときも全体に向けて、笑いを取りにいっているつもりだが、その全体ってのも結局は自分好みの「はてな村の住人」向けってだけだ。はてな村民も少数派となった今、そういうのも内輪受けとしか言えないだろう。

  もう、時代は変わった。

 さっき書いてて思ったけど、「カワンゴ」で通じない人が、今のはてな住人には多くいるんじゃねえかな。そういう人にとっては、はてブの人気ページは「載ればPVが上がるページ」ぐらいの認識になっても仕方ないと思う。開放されたウェブサービスだし、好きに使えばいいからそういう認識は否定することでもない。

 ただ、「私に取っての」ハズレが増えてしまうので、気にくわないだけ。そこに、善悪なんてない。単なる好悪だ。

「仲間内で盛り上がっているだけの、部外者に分からない記事が人気ページに取り上げられても面白いと思えない」

 そういう私怨があるだけだ。私のような人間は文句を言ってくるかもしれないが、少数派だから好きなようにすればいい。

 

 そこはもう、あなたたちの世界だから。

 

  こうして誰の役にも立たないゴミのような記事を書いて、いまこうして読んでくれているのは数十人の物好きなだけで、 こんな懐古ブログは存在自体がムダとしか言えない。

 だけど、思い出しながら、こんな文章をあてもなく紡いでしまう。もう曖昧な過去のはてなの姿。明確には思い出せないそれを、それでも心に浮かべてしまいながら。

 

 それは、ただの心に空いた何もない穴。

 そう分かっているのに、何度も何度も覗きこんでしまう。