違法労働には厳罰を。でも、ホワイト企業にはインセンティブを。
過去にいろいろあったので、ブラック企業って少しでもなくならねえかなあと、日々思ってる。
でも、経済界は、「よくないよ!」なんてクソ学級会の真面目ちゃんみたいな発言では動かないし、「ルール守って社員を飢えさせるならルールを破る方がマシ」って考える人間の方が多いだろう。
(その発想に巻き込まれて飢えるよりも絶望的な状況に追い込まれたりするケースは、まあ、ここではさておく)
なので、厳罰も大切だけど、同時にホワイト企業にインセンティブを与えられないかなとも思う。
具体的には、
- ホワイト企業に対する認定証を出す
一定の標準ルールを定めてそれを超えたホワイト企業には、認定マークを出す。JISマークとかJASマークとかみたいな。
企業はそれを就活の場などで利用する。
- 優良な中小企業に厳格な公的監査を行い高い保証を与える
大企業にはできないレベルの詳細な監査で、中小企業に高い保証を与える。
中小企業には優良なものもあるけれど、就活や取引では見えにくい。
そこで、ものすごく高い保証を少数の中小企業に集中して出し、企業はそれにより信頼性を高める。
そうした企業が増えれば、人材も優良企業に集まり、法令遵守が甘い企業は競争力を失う。(そんなに甘くないけど)
- ものすごく緩いホワイトリストを公的に作成して公開する
緩ければ抜け道は多くなるけど、どんな企業でも登録できるようなリストがあればいい。
退職制度がある、雇用保険がある、有給制度がある。
そういう当たり前レベル(守れてない企業多いけど当たり前レベルとする)を守れている企業がホワイトリストに登録できる。
就活や取引などでそれを簡易に検索できて、公的にも大規模に広める。
うーん、浅い思いつきだなあ。
ここまで読んでくれた人に申し訳ない。
けども、思考の一助になれば幸い。
これを読んだ人も、こういうアイデアもあるぞって思いつきを適当に書いてくれたらうれしい。
現実的に実現可能なレベルのもので、企業も得をしつつ過酷な労働を抑える方法が産まれればうれしいな。