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グッド大砲(大)

適当に書き散らし、適当に読み飛ばす、意識低い系適当雑記サイト

奨学金批判の詐欺グラフに騙されちゃダメですよ【【悲報】日本の奨学金制度の闇が深すぎる・・・・・:ノム速|2ちゃんねるまとめブログ】

【悲報】日本の奨学金制度の闇が深すぎる・・・・・:ノム速|2ちゃんねるまとめブログ

 

奨学金批判ってよくされてるけど、騙すためのグラフが実はけっこう使われている。

このまとめサイトでもやっぱり使われていた。

ちょっと教育業界には首を突っこんでいるので、真面目に語る。

 

昔、自分もけっこうむちゃくちゃな額の奨学金を貸与した。まだ払ってる。

でも、ありがてえありがてえ!って言いながら借りてた。

なので、奨学金が批判されるたび、なんでかなあと思う。

たしかに給付ではないけれど、無利息の貸与と低利息の貸与で、利息を取られるのも卒業してから。

支払も二十年間分割してくれるし、早く返したいなら繰り上げ返済も可能。

支払っている側からして、批判を受けるほどひどい制度かなと疑問に思う。

 

で、奨学金批判でよく見かけるグラフがある。

それは、アメリカと日本の比較。

アメリカは奨学金給付の割合が非常に大きく、貸与がほぼない。

これは事実なんだけど、それと比較して、

「アメリカに対して日本は貸与ばかりの最悪な奨学金制度」

と言うのがおかしい。

だって、比較するなら根本の授業料を見なければ。

平均値とか調べればすぐに出てくるけど、イメージとしては4年で1,000万を超えるのが当たり前って感覚。

レベルの高い大学では少人数の指導が全寮制で行われるところも多く、そんなところだと1年で400万とか500万とかかかるわけ。

んで、富裕層でない通常の生徒は給付を受取って通う。

逆に言えば、給付が受け取れないなら大学に合格しても通えない。金持ち以外は。

なので、給付が受けられなかった貧乏人は、給付が受けられるような本来のレベルよりも下の大学に通うことになる。

つまり、そういう大学のシステムだからこそ給付がほとんどであり、日本の安くはないけど中流家庭が払えないほどではないというシステムの元では、貸与でも十分回るという話。

てか、アメリカの学生って給付を受けてもまだ支払額が多くて、バイトしまくっているって話をよく聞くよ。

あんまりそういうシステムを「給付が多い!」って表面の数値だけでもてはやすのはどうかなあ。そんなの詐欺だろ。

俺はいい制度だと思うけど、批判もあってしかるべき。

ただし、詐欺グラフに基づいて批判を煽るのはやめようや。

 

ってわけで、「奨学金批判」があったとき、「アメリカと日本の比較」には注意しておくとくだらない意見に惑わされなくなるでーって話。

くそ、また真面目なままで話が終わってしまった。